文楽鑑賞コース - シアター&ミュージックギフト

専門性を極めた三者が技をぶつけ合う、伝統の人形劇

文楽は江戸時代に大阪で生まれ、今日まで脈々と受け継がれてきた伝統芸能です。「太夫」「三味線」「人形」の三位一体で演じます。歴史を背景にした「時代物」や、町人の義理人情や色恋を描いた「世話物（せわもの）」など、伝統芸能でありながら、当時の雰囲気を味わえるのも文楽の面白さの一つです。

登場人物の台詞や物語の場面説明は、太夫が語ります。長いものでは1時間以上、すべて一人で語るのです。太夫の語りに合わせ、三味線が舞台の進行を支えます。音の強弱や音色、間合いによって登場人物の心情や情景を奏で、物語の深い世界へ誘います。

そして文楽の大きな特徴である、3人編成の人形遣い。人形の首（かしら）と右手を操る「主遣（おもづか）い」、左手を操る「左遣い」、人形の足を操る「足遣い」に分かれています。様々な仕掛けが施された人形を、3人が息を合わせて巧みに動かします。

長い歴史の中で築き、受け継がれてきた文楽は、時に人が演じるよりも心に響きます。太夫、三味線、人形遣いと、三者の技がぶつかり合う迫真の舞台をお楽しみください。

コース情報

店舗情報

国立文楽劇場

住所	〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
営業時間	設定なし
アクセス	＜公共交通機関のアクセス＞ 地下鉄日本橋駅7号出口から徒歩1分
紹介文	国立文楽劇場は、文楽をはじめ邦楽・舞踊・民俗芸能・歌舞伎・大衆芸能などの伝統芸能を上演する劇場です。劇場内に設けられた展示室では、人形や三味線、太夫が語る台詞が書かれた「床本（ゆかほん）」が実際に見られます。公演期間中は演目に合わせた資料の展示も行われます。公演の前後に立ち寄って、奥深い文楽の世界を感じてみてはいかがでしょうか。

このコースを掲載しているカタログ

シアター&ミュージックギフト

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