文楽公演 - シアター&ミュージックギフト

歌舞伎が上演される大劇場の客席

「通し狂言」形式で、物語を楽しむ歌舞伎

独立行政法人日本芸術文化振興会は、国立劇場各館で公演を実施するとともに、それらをになう若き人材を育て、また全国の文化芸術活動への助成を行うことを通じて、あらゆる人々が文化芸術とつながることのできる社会を目指しています。伝統芸能を未来へつなぐため、国立劇場、国立演芸場閉館中も多彩な事業を行なっています。

文楽は江戸時代に大阪で生まれ、今日まで脈々と受け継がれてきた伝統芸能です。「太夫」「三味線」「人形」の三位一体で演じます。歴史を背景にした「時代物」や、町人の義理人情や色恋を描いた「世話物（せわもの）」など、伝統芸能でありながら、当時の雰囲気を味わえるのも文楽の面白さの一つです。

登場人物の台詞や物語の場面説明は、太夫が語ります。長いものでは1時間以上、すべて一人で語るのです。太夫の語りに合わせ、三味線が舞台の進行を支えます。音の強弱や音色、間合いによって登場人物の心情や情景を奏で、物語の深い世界へ誘います。

そして文楽の大きな特徴である、3人編成の人形遣い。人形の首（かしら）と右手を操る「主遣（おもづか）い」、左手を操る「左遣い」、人形の足を操る「足遣い」に分かれています。様々な仕掛けが施された人形を、3人が息を合わせて巧みに動かします。

長い歴史の中で築き、受け継がれてきた文楽は、時に人が演じるよりも心に響きます。太夫、三味線、人形遣いと、三者の技がぶつかり合う迫真の舞台をお楽しみください。

コース情報

店舗情報

国立劇場

住所	〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
営業時間	---
アクセス	＜公共交通機関のアクセス＞ 東京メトロ 半蔵門駅　6番出口(エレベーター・エスカレーターあり)、1番出口から徒歩約5分 東京メトロ永田町駅　4番出口から徒歩約8分 JR四ツ谷駅から徒歩約15分
紹介文	初代国立劇場は、令和5年10月末から再整備等事業のため閉場しております。閉場中も、他劇場にて主催公演を行っております。 初代国立劇場 1966年に開場。伝統芸能の公開にあたっては、周到な調査と準備を重ね、多種多様な演出や技法を尊重し、伝承のままの姿で実施するよう努めています。歌舞伎では、物語の展開を理解しやすいよう筋を通した「通し狂言」での上演を旨とし、文楽では「通し狂言」や見せ場を中心に複数演目を並べる「見取り狂言」等を上演してい ます。 独立行政法人日本芸術文化振興会は、国立劇場各館で公演を実施するとともに、それらをになう若き人材を育て、また全国の文化芸術活動への助成を行うことを通じて、あらゆる人々が文化芸術とつながることのできる社会を目指しています。伝統芸能を未来へつなぐため、国立劇場、国立演芸場閉館中も多彩な事業を行なっています。

このコースを掲載しているカタログ

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